exetraveller’s blog

コスパよくエグゼライフ・エグゼ旅行を楽しむ零細社長のブログ

(2019年3月追記あり)MM2Hビザ 条件マイナー変更あり&仮承認審査は3月から再開予定!

別の記事で述べましたが、私エグゼトラベラーは、将来的に海外移住を目指しています。正確には数ヶ月ずつ、東南アジア、日本、ヨーロッパに滞在するような渡り鳥ライフです(笑)

 

とはいえ、毎回異なる場所を訪れることは想定していません。

特に東南アジアと日本では、それぞれ決まった住居(年単位では変わる可能性あり)をベースキャンプとする予定です。ヨーロッパのみ、都度行きたいエリアに狙いを定め、短期滞在住居を選定する形になるかと思います。

 

その中で東南アジアについては、マレーシアまたはタイを候補地と考えています。

タイについては残念ながらノービザで滞在できる期間も30日間と短く、リタイヤメントビザは50歳以上にならないと取得できないため、今のところ数ヶ月以上滞在の拠点としては考えていません。

 

マレーシアについては、MM2H(マレーシア・マイセカンドホーム)ビザという、独自の仕組みがあり、50歳未満でも一定の所得・資産条件を満たすことで、自由にマレーシア(マレー半島内)に滞在することができます。

 

またこのビザを取得するとマレーシアの銀行で口座開設が可能となり(指定リストの中から一行)、3~4%という高金利の定期預金での預け入れも可能となります。

 

そのMM2Hビザの条件の変更が間近と言われています。

今までは以下のように年齢別に定期預金が必要とされていました。

・50歳以上 15万MYR(マレーシア・リンギット)=約450万円

・50歳未満 30万MYR(マーレシア・リンギット)=約900万円

 

ところが昨年末ごろより、上記を一律50万MYR=約1500万円に引き上げるという情報が出つつあります。50歳以降の方の場合、実に3倍以上の増額です。

 

当初は今年の前半〜半ば頃に変更と噂されていましたが、マハティールさんへの政権交代もあり、未だ正式なアナウンスはなされていない模様です。

とはいえ制度変更時に猶予期間を設けないお国柄のようですので、ある日突然、今日から変更という発表がなされる可能性が非常に高いです。

 

私はまだ手続き中ですので、手続き中の人がどう扱われるか気になるところでも有ります。

 

またマレーシアの銀行のペイオフ上限は25万MYRだそうで、仮に現状通りMM2Hの定期預金口座を1つの金融機関にしなければならないとなると、実にペイオフ上限の2倍の金額を預けなければならないことになります。

 

50万MYRに引き上げるならば、複数の金融機関で定期預金口座を分散可能として欲しいところですが・・・そこまで外国人の資産に配慮をしてくれないでしょうね。。。

 

また続報があり次第、更新したいと思います。

 

マレーシア MM2Hビザ 公式サイト 

http://www.mm2h.gov.my/index.php/en/

 

<追記2018年8月9日>

その後、必要書類も揃い、現在当局に提出準備中です。

エージェントの方と確認したところ、受付された時点で旧制度の条件のまま進められる可能性が高いそうです。

 

なお受付に要する日数や、仮承認に要する日数、本申請手続きに要する日数いずれも伸びているようです。

・当局で書類預かり後、正式に受付となるまで 〜 1週間前後(従来は即日)

・仮承認 〜 5ヶ月から6ヶ月(従来は3〜4ヶ月)

・本申請手続き 〜 最短2営業日(従来は即日)

 

渡航計画を策定される際には、余裕を持った日程で組まれることを強くお勧めします!

(現地の祝日にもご注意!)

 

<2018年9月3日追記)>

8月上旬にマレーシア現地でMM2H代理店向けのイベントが開催され、某有名代理店さんによると、預金・収入に関する条件は現状のままという発表があったそうです。

 

ということで、さすがに向こう数か月や半年前後での条件変更はないかと思われます!

とはいえ条件が緩和されることは無いかと思いますので、ご検討中の方は常に情報収集をされておくことをお勧めします!

 

<2018年10月7日追記>

引き続き、預金・収入に関する条件の変更はないようです。

なお書類提出から仮承認までの期間が少し伸びている模様です。以前は4ヶ月程度であったところ、直近では6ヶ月以上かかっているとのことですので、提出後の渡航予定を計画する際にはご注意ください。

 

<2019年1月12日追記>

引き続き、預金・収入に関する条件の変更はないようですが、肝心の仮承認の会議自体が、開催停止状態となっている模様です。(主管部署が観光・文化省から自治省に変わることに伴う事象のようです)

 

また2019年1月11日付で、以下のような報道が出ています。

現在3000件程度、審査がペンディング状態となっていると記載があります。また取材を受ける観光・文化大臣によると、受付自体は行い、観光・文化省から自治省(移民局?)に審査に回しているものの、その先が進んでいない、ということのようです。

  

自治省側でまだ審査体制が整備されていないということなのでしょうか。。。

 

<2019年3月13日追記>

ついにいくつか動きがありましたので、簡単にご紹介いたします。

 

まず、停止状態だった仮承認審査会議は、3月に再開予定!

現在、滞留している約3700件の申し込みを、7月末までに審査にかける予定で、タスクフォースが立ち上がるとのことです。

 

www.travelnews.my

 

次にMM2Hの条件についてですが、一部変更がアナウンスされました!といっても必要な収入や預金残高の水準については変更は有りません。

 

夫婦で申請を検討されている方は、収入の条件についてご注意ください。

今までは代表者と配偶者の合計収入で、条件を満たすことが認められておりましたが、今後は代表者と配偶者の収入の比率が、7:3を満たす必要があるようです。
(代表者が多くないといけない)

 

その他、顔写真の背景色を青とするなど、若干の変更が発生しております。

 

www.mm2h.gov.my

 

いよいよ進展が見られるようになってきましたが、タスクフォースの方は、実際に滞留者の仮承認が出てくるまでは油断禁物でしょう。

引き続き状況を注視していきたいと思います。